「風土を味わう」綿向の郷御膳ができました

聖徳太子没後1400年にあわせ、「鈴鹿山麓混成博物館」と共同で「綿向の郷御膳(わたむきのさとごぜん)」を開発しました。

綿向の郷御膳

  • 「食前茶」 お正月に呑まれるお茶。焼いた梅干しと、まめで健康に暮らせるようにと黒豆を入れ」一年間の健康を願って元旦に飲まれるお茶です。皆様の健康を願ってご用意しました。
  • 「日野菜ずし」日野町鎌掛が原産地の日野菜漬けを使ったお寿司です。間引き菜のお漬物を1本トッピングしています。
  • 「鯛そうめん」湖東地方最大の祭り、5月3日におこなわれる日野祭の際に各家庭で振舞われるごちそうです。
  • 「つぼ」小野地区は親鸞上人が聖徳太子の教えを布教したといわれる布教道場や聖徳太子が腰をかけたと言われる石があります。小野の鬼室集斯を祀った鬼室神社の祭礼料理を再現しました。にんじん、さといも、しいたけ、かんぴょうの炊き合わせです。
  • 「太子芋のちょく」日野町で食べ継がれてきたさつまいもをたっぷりの黒胡麻と味噌で味付けした「ちょく」を、里芋でアレンジしました。
  • 「青菜の辛子和え」杉地区で祭礼の際に食べられているお料理をもとに作りました。
  • 「古漬けのきざみ」東桜谷地域で食べられている行事食で、大根の古漬けを酒でもみ、すりごまをまぶしたものです。
  • 「抹茶胡麻豆腐」日野町が生んだ戦国の武将蒲生氏郷公は、利休七哲の一人の茶人です。定番のごま豆腐に抹茶の香りを加えました。
  • 「山味噌」原地区で年末に仕込み、1月2日に奉納されていた祭礼料理を再現しました。味噌と豆腐の入った優しい味です。
  • 「近江日野牛のローストビーフ」綿向山の麓、豊かな土地で長期肥育された近江日野牛を使用したローストビーフです。
  • 「伝統の白和え」親から子へ、子から孫へと受け継がれてきた昔ながらのこだわりの白和えです。
  • 「鶏と冬瓜の味噌汁」日野町河原地区で食べ継がれているお味噌汁です。昆布と鶏ガラで出汁をとっています。
  • 「疫病退散祈願の豆」大屋神社などで疫病退散などを祈願して奉納されるほいのぼり。そのほいのぼりのの花を模したお皿で、砂糖をまぶした豆菓子をご提供します

ご提供について

11月20日〜12月5日まで、日野まちかど感応館「ギャラリーつつむ」で開催される、聖徳太子文化パネル展の開催にあわせて下記の通り綿向の郷御膳をご提供します。

綿向の郷御膳ご提供日

2021年11月27日(土)、11月28日(日)

各日11時から、12時30分から 2部制各回10名様限定

お一人様3,500円(税・入館料込)

ご予約は問い合わせフォームまたは予約専用電話090-8456-1809まで

そのほか、鈴鹿山麓混成博物館関連事業のツアー等でご提供予定です。